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徹底的に求職者に寄り添う|パソナキャリアの取材インタビュー

作成日:2018年02月17日
更新日:2020年03月23日

『自分の成績よりも、求職者が転職して本当に幸せになれるかが1番大事』

パソナキャリアは人材派遣で有名なパソナグループが運営している転職エージェントサービスです。1976年に人材派遣事業をスタートさせており、人材業界の中では歴史の古い会社です。

転職支援実績25万人、取引実績企業16,000社以上、求人数は40,000件以上と業界の中でもトップクラスにありながら、「丁寧なカウンセリング」の評価が高いエージェントとしても有名です。

今回はパソナキャリアの中でも顧客満足度が常に上位のキャリアアドバイザー 宮崎様にお話しを伺ってきました。

 

・求職者の67.1%が年収をアップしているって本当?
・エージェントとして大事にしていること
・転職エージェントはどのタイミングで活用すべきか?
・年収や条件ってどれぐらい本音で話していいのか?

 

など、求職者が普段疑問に思っていることや聞きにくいウラ話を探ってきました。

 

キャリアアドバイザー

宮崎さん

キャリアアドバイザーの中でも顧客満足度が常に上位のキャリアアドバイザー。
前職はアパレル系の会社で販売促進物の企画を経験。管理部門(経理・総務・人事など)の転職を中心にサポートしている。

 

―よろしくお願いいたします!

 

妄想するぐらい求職者のキャリアプランについて考えます

キャリアアドバイザー

 

―転職エージェントが数多くある中、パソナキャリアにはどのような「強み」があるのでしょうか?

キャリアアドバイザー

パソナキャリアの強みは「求職者に寄り添った転職サポート」だと考えています。

他の転職エージェントさんの中には数多くの求人を紹介して、求職者に選んでもらうスタンスをとっているところもありますが、求人数が多すぎると選ぶのに迷ってしまって、その方にあった求人が埋もれてしまう可能性があります。

望んでいるキャリアプランが実現できるのかなど求職者が本当に望んでいる転職はどういうものなのかを徹底的に考え、話合った上でピンポイントの求人を紹介させて頂いています。

 

―求人数が多すぎても選ぶ側としては大変ですからね。ピンポイントの求人を紹介するために具体的にどんなことを行っているんですか?

キャリアアドバイザー

私のスタンスとしては、過去のご経験をもとに、妄想をするんですよ!



―妄想ですか?(笑)

キャリアアドバイザー

実はここが結構重要でして…求職者の方が何で転職をしたいのか?今度どんなキャリアプランを描いているのかな?ということをお会いするまでに徹底的に考えて、それに合わせた求人を用意しておくんです。

面談当日にその求人をお見せしながら、すり合わせをして「あなたのキャリアならここのスキルを伸ばせます」「他にもこういった可能性があります」など求職者が何を望んでいるかの答え合わせをしながら求人をご紹介していくんです。

ですからパソナキャリアは機械的な紹介ではなくアナログ的な求人のご紹介をしているんです。

 

―なるほど。だから利用者の満足度が高いんですね!年収アップ率が67.1%と高いのも関係あるんでしょうか?

キャリアアドバイザー

一般的には転職者の3人に1人が年収アップ、1人が現状維持、1人が年収ダウンと言われています。

 

―その中でパソナキャリアの年収アップ率はすごいですね!どんな秘訣が?

キャリアアドバイザー

ここは自信をもって言えることなんですが、「本人の希望と強みのマッチングに力をいれている」からこそ企業様が求める人材を紹介でき、求職者の方の年収アップにつながっているんだと思います。

 

―丁寧なカウンセリングを行っていること、求職者に寄り添っていることが年収アップに繋がっているんですね!企業とのつながりも強いのでしょうか?

キャリアアドバイザー

そうですね。パソナキャリアの企業担当を通して、企業様が採用において求職者のご経験・お人柄・志向性のどの部分を重視しているのかをしっかり確認することによって、求職者の希望・強みに近い求人を紹介できるんです。

 

―パソナは派遣の分野でも有名ですよね?

キャリアアドバイザー

派遣の事務所は全国に展開しているので、派遣の仕事を頂いていくなかで「正社員がほしい」という企業様の声を頂きます。それをいち早く回収することによって、パソナキャリアでも正社員求人の依頼をいただくことができるのです。

 

―なるほど。現場の声をいち早く拾えるからこそ、パソナキャリアさんだけが抱える独占求人にも繋がってくるんですね!納得できました。

 

―転職エージェント利用する際に「エージェントの力量によって満足度が変わる」と一般的には言われていますが、パソナキャリアではどういった形でアドバイザーを振り分けているんですか?

キャリアアドバイザー

求職者のご経験・希望に応じてアドバイザーを振り分けています。中途入社の社員も多く、その業界に精通している社員もおりますし、業界ごとにチームを分けておりますので、求職者のご経験、知識、希望、志向性にあったアドバイザーを配置しています。

 

―なるほど。現場の声をいち早く拾えるからこそ、パソナキャリアさんだけが抱える独占求人にも繋がってくるんですね!納得できました。

 

―アドバイザーがスキルアップするために何か社内でやられていることはあるのでしょうか?

キャリアアドバイザー

アドバイザーにとって知識が宝というか一番大事な部分ですので、チーム内ではもちろん、チームをまたいでの勉強会も行っております。

私の場合は人事・総務・労務・法務など業界が様々ですので、様々な業界の新しい情報は常に得られるような体制をとっています。

 

―社内に各業界に精通しているアドバイザーがいるのは登録する側としても心強いですね!

 

転職希望の方がどこのエージェントで転職しても構わない

キャリアアドバイザー

 

―宮崎さんは転職で入社したとのことですが、以前はどんなお仕事だったんでしょうか?またなぜ転職を?

キャリアアドバイザー

前職はアパレル向けの販売促進物の商品企画で営業をやっておりました。その中で部下の成長が嬉しかったということで、人の成長をサポートできる人材業界の仕事が魅力的に見えたんです。

 

―その中でなぜパソナキャリアを選んだのでしょうか?

キャリアアドバイザー

転職活動をする中で最も人情味が溢れていた会社だったからです。

実はパソナキャリアの選考を受けている時に、パソナキャリアの社員に面接対策をしてもらったんです

 

―え?選考を通るために、パソナキャリアの社員さんに面接対策をしてもらっていたってことですか?(笑)そんな話聞いたことありません!

キャリアアドバイザー

私もこんな会社あるんだなと…(笑)
パソナキャリアの選考を通過するために「こんなことを言ったらいいんじゃないか」「もっとこう答えた方がいいんじゃないか」など具体的なアドバイスをもらっていました。ある意味衝撃を受けた会社でしたね。

でもそれぐらい私が人材系の会社に行きたかったという考えをくみ取ってくれました。しかもパソナキャリアの面接対策だったんですが、同時に他の企業への面接対策にもなっており、当時私のアドバイザーだった社員に「自社のためではなく、私(宮崎さん)にとってどんな選択肢がプラスになるのか」というのを真剣に考えてもらえたんです。

 

―自社の利益よりも求職者の将来を考えてくれるアドバイザーは心強いですね!

キャリアアドバイザー

正直な話、転職希望の方がどこのエージェントで転職しても構わないって思っています。

売上よりも、その方が転職して少しでも幸せに感じてもらえることの方が大事だという考えでサポートさせてもらっています。

 

―(ここまで求職者のことを考えているとは驚きでした)アドバイザーとしての仕事のやりがいはどの辺にありますか?

キャリアアドバイザー

やはり求職者がどんな道を選んだにせよ、「良かった!」と思ってもらえることですね。転職することが正解ではないケースもありますし、他社で決まったというケースもあります。

それでも「宮崎さんに話せてよかったです」と言ってもらえるのが本当に嬉しいですし、アドバイザーの仕事の一番やりがいを感じる部分です。

 

(インタビューを開始して15分経たないぐらいで、宮崎さんがアドバイザーの中でも顧客満足度が常にトップクラスだということが身に染みて分かった。)

 

相談するタイミングは「転職」という言葉が頭をよぎった時!

キャリアアドバイザー

 

―転職エージェントを利用するって求職者からしたら結構ハードルが高いと思うんですけど、どのタイミングで登録すればいいのでしょうか?

キャリアアドバイザー

転職を少しでも考えた時に来てもらいたいですね。というのも転職することが正解とは限らないからです。

仮に「転職する」という考えが決まっている人や転職を焦っている人の場合、内定がでたら熟慮せずに受諾してしまうケースもあるんです。

ですから、まずは情報収集のタイミングで登録して頂いた方が一緒に考える時間もできますし、同業他社の情報をお伝えして求職者に「転職するのが正解かどうか」を判断してもらうことができるんです。

 

―確かに切羽詰まっての転職活動は失敗してしまうリスクありますね。実際、どんな方が多いんですか?

キャリアアドバイザー

私が担当している方で、転職をしようと決めている方が6割~7割というのが現状です。これが悪いわけではないのですが、転職するかどうかの相談をしながらアドバイザーと一緒に考えて決めていくという方がその方にとってもいい結果につながることが多いと思います。

私達はキャリアアドバイザーですので、「その方のキャリアを一緒に考え、サポートしていく」と考えて頂けるとありがたいですね。

 

―一般的にキャリアアドバイザーは条件にあった求人を紹介して、面接の日程調整や条件の交渉がメインだと思っている人も多いですからね。もっと早いタイミングで相談することが大事なんですね!無料ですし!(笑)

 

―「転職活動でエージェントを利用する」ってハードルが高くて緊張する人も多いと思うんですけど、どこまで本音で話していいのでしょうか?

キャリアアドバイザー

全て本音で話してもらいたいですね!
確かにキャリアを相談する、自分の考えている条件をアドバイザーに伝えるって結構恥ずかしいと思うんです。でもここで自分の考えを伝えず遠慮をしても何もメリットはないんです。

 

―というと…希望年収もズバッと?

キャリアアドバイザー

はい!ズバッと教えて下さい。「年収は○○万円以上でお願いします!」「残業はこれぐらいしかしたくありません」など転職する上で考えていることはなんでも言って頂きたいです!

 

―とはいえ、無理な条件言ったら否定されたりしませんかね…?

キャリアアドバイザー

求職者の考えを否定することは一切しませんよ。もちろん、話すことは大変かもしれませんが、最初の部分でミスマッチを起こしてしまうとお互いの時間が無駄になってしまう可能性が高いんです。

もし現時点でキャリアプランに難しい部分があるとしたら、そこに対してアドバイスできますし、一緒に考えることもできます。ですからどんなことでも本音で話をしてもらいたいんです!

 

―ちょっと聞きづらいんですが、「このアドバイザーちょっと微妙かも?」って思ったらどうしたらいいのでしょうか?

キャリアアドバイザー

その時もズバッと本音を教えて頂きたいですね。合わないかもしれないなと思いながら関係性を続けてもお互い良くありませんから、「もっと求人を紹介してもらいたい」「年収高い求人を紹介してもらいたい」「この分野に詳しい人の話がききたい」などなんでも言って頂きたいです。

私達アドバイザーは求職者の考えを100%汲み取れているわけではありません。

ですから自身の考えと合わない点は伝えて頂いた方がこちらとしても次の行動がとりやすくなるんです。この先の人生を考えたらアドバイザーと関わる時間なんてほんの少しですから、本音を言わないで失敗してしまうぐらいなら、どんなことでも言って頂いた方がありがたいですね。

 

―アドバイザーを利用する上で「遠慮はいらない」ということがわかりました。

 

半年に5回来る求職者もいます!気軽に話せる存在でありたい

キャリアアドバイザー

 

―転職に成功するタイプっていますか?

キャリアアドバイザー

短期間で転職活動をする方と長期で転職活動をする方で違うのですが、短期間で考えている方は「できるだけ求人にエントリーをして面接を積極的にする」方の方が成功しやすいと感じます。面接に行くことによってキャリア形成の深堀り・棚卸ができる傾向にあります。

また長期的に考えている方は、「何が成功か?」をしっかり考えることが大事になってきます。

 

―長期で考える場合、考え方が途中で変わるケースもあると思うのですが、また面談に来るってできるんですか?

キャリアアドバイザー

何回でも来てもらいたいですね!過去には半年で5回面談にきてくれた方もいらっしゃいましたし、何か考えで変わった部分があるのであれば共有して頂いた方が有難いです。

 

―半年で5回も!

キャリアアドバイザー

「ふらっと来ました~」と言ってましたね。でもキャリアアドバイザーはそれぐらい身近な立場だと思って頂きたいです。

1回目よりも2回目の方が本音は話しやすいですし、タメ語で話せるぐらいの関係までもって行けるのが理想ですね。

 

―でも、求職者の方緊張しますよね?

キャリアアドバイザー

私自身もそうでしたがやはり緊張はしました。ですからその時の経験を活かして求職者が緊張しないような雰囲気作りは大切にしています。特に笑顔でいることを常に心掛けています。

アドバイザーも普通の人間ですから緊張せずに思っていることをなんでも話してくれるような存在でありたいと思っています。

 

(と話をしてくれる宮崎さん。
インタビューする日が初対面でしたが、いつの間にか話しやすい和やかな雰囲気になっていたことに気が付いた。)

 

―最後に求職者の方にメッセージをお願いします

キャリアアドバイザー

転職エージェントを利用するのはハードルが高いと考えている方もいるかもしれませんが、仕事に対しての悩み、将来のキャリアステップについての悩みなど何かあれば気軽に相談して頂きたいと考えています。

転職することが必ずしも成功ではありませんし、今までに色々な方の転職相談に乗らせて頂いておりますので、そういった経験に基づいたアドバイスができるかもしれません。

転職を少しでも考える方にとってもっと身近な存在になりたいと考えていますので、何かありましたらいつでもご相談下さい。お待ちしております。

 

―本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました!

 

インタビューを終えて感じたこと

パソナ

 

パソナキャリアのアドバイザーは求職者のことを第一に考えて動いてくれるということがわかりました。

転職エージェントを利用するということは求職者側からしてみるとハードルが高いと感じているかもしれませんが、「仕事の悩みを相談する」「将来の悩みを一緒に考えてもらう」など、身近な存在だと思っていいのかもしれません。

「自社経由で転職しなくてもいいと思っています。大事なのは求職者の方が今後幸せになることですから…」と語って頂いた宮崎さん。ここまで求職者の幸せを考えているキャリアアドバイザーはなかなかいないと感じました。

ただ、「転職しよう」と思ってから登録をすると選択肢がある程度限られてしまってしまうので、転職という言葉が少しでも頭の中をよぎったら登録して相談をするのが転職エージェントを上手に利用するコツだと思います。

少しでも気になっている方は気軽に相談しに行ってはいかがでしょうか。