作成日:2015年04月23日
更新日:2020年07月01日
日本最大級の転職エージェント企業のパーソルが運営する転職支援サービスが「dodaエージェントサービス」です。ITエンジニア・Webクリエイター向け専門サイト「doda エンジニアIT」もあわせて運営しています。今回、dodaのITエンジニア・Webクリエイター専門キャリアアドバイザーの取材を行いました。
エージェントサービスで15年以上の長い実績があり、企業との付き合いも長いため
独占求人も多い。
その転職エージェントの質の高さから、
転職経験者は友人にdodaをおすすめする人が多いとの情報も。
・“独占求人”を実現させる他社にはない独自のネットワークとは?
・「転職成功の方程式」とは?
・応募書類では見えない「人柄」で内定を手にした31歳男性の転職成功談
など、普段聞けない貴重なお話やウラ話を探ってきました。
―今日はよろしくお願いします。
まずはdodaの、ITエンジニアやクリエイター向けのエージェントサービスの特徴や他社との違いなどありましたら教えてください。
弊社では、求職者の方の経験・スキル、希望、人柄などを深く理解した上で、その方に 何がフィットしているか?という根拠を持った求人のご提案にこだわっています。
その人にとって本当に「良い会社」や「良い仕事」の背景、そして根拠も踏まえて ご紹介しています。
たとえば、
「この会社は組織拡大中で若手をけん引する層が不足しているから、あなたのリーダー
経験を活かすことで早々にマネージャーポジションを目指していくことができる」
「このポジションの仕事はさまざまなリスクを予測した上で行動することが重要だから、
あなたの丁寧な仕事の進め方にマッチしており、活躍できる可能性が高い」 など、
提案の根拠とともに求人をご紹介しています。
実際、内定が出た会社に入ったとしても、その人にとって満足いく環境ではなく、
すぐに退職になってしまっては大変残念なことです。
ですから、私たちは求職者のカウンセリングの前に長い時間を取って準備をしています。
その人の職務経歴書を読み込み、その方がどういった理由で転職をしたいのか、
今後どうしていきたいのか、それを踏まえて3年、5年、できれば10年後の
未来を見据えたかたちでキャリア提案をしようと取り組んでいます。
「転職活動だけではなく、転職した後も大切」と語る中村さん
「求職者の未来を見据えた提案を行う」
ということを徹底しています。
また、求職者の方との付き合い方として、 “長期的にお付き合いをする”という方針でおります。
今すぐではなく、1年以上のスパンで転職を考える方もいらっしゃるので、求職者の希望に沿うよう、期間などは明確には設けずにサポートさせていただいています。
転職活動だけではなく、転職した後も大切になってきますので、
そこも含めて長いお付き合い・サポートが必要だと 考えております。
―それは素晴らしいお考えですね。
ただ、求職者個人を深く理解するということだけでなく、 業界や企業側の情報についてもよく理解することが必要だと考えています。
情報を提供するだけなら、誰でもできること。
そうではなく、私たちプロは業界に目を向け、その情報を理解することが重要で、
“この会社はこういう面白さがある”などの
リアルな情報をいかに伝えられるかが大事だと思います。
そのために、企業側にしっかりと目を向け、接点をとることで
求職者の方に提供できる情報の質を高めるようにしています。
また、求職者のニーズに合わせて担当を決めるようにしているのも
弊社の特徴のひとつだと思います。
―なるほど。具体的にはどのように分けられているのです?
大きく分けると若手、中堅、ベテランで分けています。
たとえば、若手層の場合はキャリアチェンジもできるし、エンジニアとしても
キャリアを重ねていける、といった幅広い選択肢があります。
幅広い選択肢の中から求職者にとって正しい選択ができるように、志向性と
ポテンシャルを見極める力が重要です。
中堅層はこれから伸び盛りなので、スキルの状況をしっかりと把握して、今のスキルを
最大限に活かせる場所でありながら、今後のキャリアを考えた際にさらにスキルを
伸ばせる環境の提案ができるようにしています。
ベテラン層に関しては責任の大きいポジションを任されることも多いので、求人企業の
組織状況や求人ポジションのミッションなど内部情報を深く理解する必要があるなど、
求職者の年齢層によってそれぞれニーズが違うので、キャリアアドバイザーの部隊を分け、
それぞれの熟練度を高めるようにしています。
求職者の方それぞれが持っているご希望に、 応えられるサービスを提供するようにしています。
独自の取り組みとしては、グループ会社にシステムインテグレータがあるので、
そこのエンジニアを交えて勉強会をしたり、実際にエンジニアがどのようなことを気にしているのか、
普段何を考えているかなどを聞く機会を設けており、 IT業界の知識や現状を深く理解するよう
取り組んでいます。
加えて、弊社のキャリアアドバイザーにはITエンジニア出身やWebクリエイター出身など、
IT業界に勤めていた者も多いため、彼らを中心に研修や勉強会などを定期的に実施して、
キャリアカウンセリングの質を高めるようにしています。
また、私たちと法人営業担当との距離感はとても近く、
「企業側がどういう人を求めているのか」
「こういう理由で落ちた人が多い」
「なぜ受かったのか、面接官の評価のポイントは?」
など、生の情報を聞くことができるので、面接対策のアドバイスに活かせますし、
求職者の方が転職活動を有利に進めていくための情報をお届けできていると思います。
―なるほど。
キャリアアドバイザーの方々の質がなぜ高いのかがよくわかりました。
dodaさんは非公開求人も多いという話を聞いたのですが、
何か特別な取り組みは されているのでしょうか?
「企業さまからの信頼が独占求人につながっていると思います。」と語る柿内さん
弊社の転職支援は15年以上の実績があり、
お付き合いの長い企業も多いため、
非公開求人や独占求人が多い、というのはあると思います。
独占の求人は意図的にとりにいくようにしていますので、
他社さんよりも多いと思います。
求人全体の8割ぐらいが非公開求人ですね。
ありがたいことに弊社に対して「実績が一番のエージェント」
という認識を持ってくださっている企業が多く、
「実績があり、よく理解しているdodaさんに
一番初めに求人をお願いしていますよ」 というお話を
いただくことが多いです。
また、企業から求人を出す前にどんな人を採用するべきかというご相談を いただくこともあります。
特にエンジニアの採用に不安を感じている企業は多いように感じます。
エンジニアの転職サポートの経験が少ない会社だと、スキルの深みを具体的に
理解しておらず、紹介する人がスキルマッチしていなかったり、入社しても
すぐに辞めてしまったりということがあります。
ですので、弊社の実績を信頼していただき、「私たちの組織に合ったエンジニアを
採用したいのだが、どんな人を採用するべきか」とご相談いただくことが多く、
それが独占非公開求人につながっているのだと思います。
また、弊社はどこかの業界に特化しているわけではなく、
全業種、全職種を取り扱っているので、キャリアチェンジの
支援実績が多いというのも強みのひとつだと思います。
―確かに採用側にもリスクがあるので、より信頼できるエージェントにお願い
したいと思うのは自然ですよね。
非公開求人、独占求人の多さもよくわかりました。
―確かに採用側にもリスクがあるので、より信頼できるエージェントにお願いしたい
と思うのは自然ですよね。 非公開求人、独占求人の多さもよくわかりました。
―実際に転職支援をされる際に、特に力をいれているポイントはありますか?
ポイントは2つあります。
1つめは職務経歴書作成・面接対策などのワークショップです。
職務経歴書を書くのが苦手という方は割と多いです。
また、面接対策も重要になってくるので、定期的にワークショップを開催しています。
実際に体感して学んだほうが得るものは大きいので、
考え方やポイントなどを学んでいただく場をご用意しています。
もうひとつは“合同面談会”です。
25社ぐらいの企業が集まり、一日で興味がある企業の現場責任者や採用担当者と
話すことができる合同面談会を毎月2〜3回は開催しています。
実際に何社も面接するとしたら何日もかかりますし、
忙しい人にとってはかなりの負担です。
しかし、合同面談会では一日で「自分のスキルが活かせるか」「相性が合いそうか」
などもわかりますし、面談の練習にもなり、選択肢も広がる。
また、自分の市場価値がどの程度あるかなどの手応えを感じることもできます。
転職フェアは大きすぎてわからないという方もいらっしゃるので、
社内SE限定やWEB系限定、自社開発限定など、テーマを絞って開催しています。
また、転職フェアは基本、公開求人ですが、
弊社の合同面談会は非公開求人の率が高いのも特徴のひとつです。
応募する前に企業側と直接話せるので、まず話を聞いてから応募を決める、
ということもできる貴重な機会です。
転職活動を有利に進めるにあたって価値のある時間になると思います。
―それは魅力的ですね。そういった場はあまりないので、転職するかどうかを
迷っている方たちにもぜひ参加して欲しいですね。
では、これまで多くの方の転職活動を担当されてきた中での転職の成功例など
あれば教えてください。
Webエンジニアをされていた28才ぐらいの男性の方の事例です。
将来は自分で雑貨屋をやりたいという夢をお持ちで、Webでも販売していくことを考慮し、
マーケティングが学べる環境に転職したいとお考えでした。
そのため、インテリアショップのマーケティングがしたい
という希望だったのですが、弊社だけでなく他社のサービスも利用して
探してみたものの、そういった求人はなかなかありませんでした。
「希望に少しでも近づけるように一緒に考えています。」と中村さん
そこで、希望に少しでも近づけるキャリアは何か?
と求職者の方と一緒に話し合いながら考えていきました。
話し合いの中で、“自社のサービスを持っている会社” であれば
自社のサービスをどのように作っていくのか、 という
マーケティングの要素もわかり、企画も求められることも多いので、
その方向性はどうか? という話になりました。
ただ、大手に入ってしまうと マーケティングはマーケティング、
企画は企画と分業化して しまっているので、エンジニアとして
入社すると マーケティングに関わることが難しくなる可能性が
ありました。
―確かに大手だとある程度特化して仕事をするので、
他部署の知識や技術は得られにくいですよね。
そうなんです。
ですので、仕事が分業化しておらず、一人の業務範囲が広くなる中堅規模の自社サービス企業を狙って
転職活動を始めていきました。
エンジニアとしてだけでなく、サービスや企画にも携わっていきたい、というお考えだったので、
技術力があるというアピールだけではなく、 職務経歴書の打ち出し方はどうしたらいいか、
面接対策で気をつけることは? など、アドバイスさせていただき、無事に入社が決まりました。
入社後のご活躍ぶりを聞いていると、 当初想定していた通り全部署が1フロアにいるので、
マーケティング担当の方と 話しながら、楽しく仕事ができているようです。
将来的には自分でお店を持ちたいという考えをお持ちで、 どうやってサービスを作っていくのか、
ユーザーの心をどのように掴んでいくかなど、前の会社では経験できないことに関わることができ、
将来の夢に近づいているとお話してくださいました。
特に年収などを重視していたわけではなかったのですが、結果的に残業がかなり減り、
年収もあがった、という事例でした。
―素晴らしい事例ですね。
他にも求職者の方の参考になりそうな事例がありましたら教えてください。
ではもうひとつ事例をご紹介します。
SIerから社内SEに転職した、まじめで温和な人柄のいい31才男性の事例です。
その男性は既存パッケージを少しカスタマイズして提供する、
という小売系のパッケージシステムを扱う企業のエンジニアでした。
言語は「VB.NET」という言語です。
転職する理由としては、
会社の業績が悪化して、年収が450万円から400万円を切りそうなまでに低下し、
子どもの生活を守らなければいけないと考えられたことです。
「人柄が評価され、内定につながることもあるんです。」と柿内さん
ただ、経験しているプログラミング言語を活かせる環境が
かなり限定されていたことが転職活動を行う上でネックに
なっていました。
ちょうどその頃、社内SE合同面談会というイベントを
dodaで開催していて、その中に福利厚生を一手に担う成長中の
会社がありました。
福利厚生のサービスを提供する会社なので人にやさしく
ホスピタリティが高い方が多く、その男性の人柄と会社の社風が
マッチしているという評価でした。
「スキルマッチ」ではなく、「人柄マッチ」で内定に繋がり、
年収も500万円にあがったんです。
今回の場合は、書類選考の前に合同面談会で企業と会ったことで、人柄が評価されて
内定につながったので、もしかすると通常の選考プロセスで応募していたら内定を
得られなかったかもしれません。
―確かに人柄は書類だけでは伝わらないですからね。
参考になる事例を紹介していただきありがとうございます。
入社後のフォローアップなどは何かされているのでしょうか?
入社から最低一年間、定期的にフォローアップで連絡を必ず取るようにしています。
新しい会社で慣れないことも多いかと思いますので、
連絡を取ると喜んでもらえることが多いですね。
また実際に転職された方がどのような働き方をされているかというのは、
転職を考えている方にとっても具体的に働くイメージをつかむための参考になると思います。
フォローアップは転職のサポートをした担当のキャリアアドバイザーが
直接連絡して行うようにしています。
―毎回担当のキャリアアドバイザーが直接連絡しているのですか?
けっこう大変じゃないですか?
確かに大変ではありますが、システムを使って自動でメールを送るのではなく
担当した者が直接連絡することに意味があると考えています。
機械が送ったアンケートには心はこもりませんが、担当者からの連絡には
転職された方々も本音で答えてくれます。
そのためか、転職されてずいぶん経ったころに、さらなるキャリアアップや、
またはやむを得ない状況によって再度転職することになったということで、
弊社をもう一度利用していただき、再就職の支援をさせていただくこともしばしばあります。
また、フォローアップの連絡をした際に、ご友人の転職サポートを依頼されることも多いです。
―そういった小さな努力はとても大切ですよね。
では、転職の失敗談といいますか、これは困ったなという事例などはありますか?
-打ち合わせブースの様子-
そうですね、“漫然と情報を見ること”を目的にしてしまっている方は
苦戦していると思います。
本当に情報収集をしているのならいいのですが、
見ているだけで何も判断せずにいても現状は変わることがなく、
それよりも行動したほうが 気づきを得ることは多いです。
転職活動は気軽にやるべきで、転職は慎重にやるべきです。
ネットや本で見た人と実際に会ってみたら、イメージと 違う人だったということがあるように、情報を見ただけで企業の本当の姿を100%理解することはできません。
会って話をして、自分で実感しない限りその会社の社風や社員の人柄はわからないので、
まずは活動をして、自分自身の目で確かめてほしいです。
仮に内定が出たとしても、必ずその会社に入社するべきだとは私たちも思っていません。
実際内定をもらったとしても、2割くらいの方は内定を断って転職活動を続けています。
その内定がその人にとって価値のあるものかどうかが一番大事なので、
そこは慎重に考えていただきたいです。
しっかり考えるためのお手伝いはさせていただきますし、しっかり考えた上での結論は
尊重したいと思っています。
―内定を断ってもいい、という発想はなかったので驚きました。
少し肩の力を抜いて転職活動をするぐらいがちょうどいいのですね。
それでは、登録前に求職者の方にしておいてほしいことなどはありますか?
応募書類の準備をするとか、面接対策の勉強をするというテクニック的なことではなく、 まずは「なぜ転職をしたいのか」「転職することで何を実現したいのか」ということを 漠然とした形でいいので考えてもらえたらいいかなと思います。
ただ、実際の話、「転職することで何を実現したいのか」ということを一人で 整理するのは難しいです。
ほとんどの方はキャリアアドバイザーとのコミュニケーションの中で気づきを得られるので、
お気軽にご登録いただければと思っています。
―なるほど。
では、転職活動中はどのようなことを心掛けておいたほうがいいですか?
転職活動中に振り返りをすることが大事だと思います。
転職活動を通じて成長される方はけっこういらっしゃいます。
最初のカウンセリングの時には何がしたいのかもはっきりせず、今の環境がとにかく いやだと下を向いて
愚痴をこぼしていただけだったのに、 転職活動を終えたときには自分の目標を持って今後のキャリアを
どう歩むかを自分で考えられるくらいになっている、ということが1カ月くらいの短期間でもあります。
たとえば、「なぜ書類選考で落ちたのか」、「なぜ面接がダメだったのか」、
または 「何が評価されて選考に受かったのか」などを振り返り、
自分の考えを整理していく ことで、自分の強みややりたいことがだんだん明確になり、
一気に成長されていくのだと感じます。
私たちは「書類選考が通過したのは、何が評価されたからか」や「面接でお見送りになってしまったのは、
何の伝え方が良くなかったのか」など、一人で転職活動をする上では手に入らない情報を企業から確認して、
求職者の方が自分の活動を振り返る際に役立てています。
私たちもサポートしますし、ご自身も大きな変化を遂げられるきっかけになりますので
“振り返りをする”という意識を持たれるのは重要かなと思います。
―興味本位でお聞きしたいことがあるのですが、
転職が成功している方たちに共通しているものって何だと思いますか?
ご自身のキャリアに真剣に向き合って、これからのキャリアの選択肢を多く手に入れるために
積極的に動く“行動力”だと思います。
前提として、内定を手に入れたところだけがこれからのキャリアの選択肢になるという ことがあります。
選考を受けて内定をもらった会社だけが、次の転職先として選べる会社になるという ことです。
「内定確率×面接数=内定獲得数」
という方程式がありまして、たとえば内定確率が10%しかない会社を1社しか
受けなければ、選択肢を手に入れる可能性はかなり小さくなります。
ですが、内定確率30%の会社を10社受けようと行動した方は、3つの内定を得て、
3つのキャリアの選択肢の中から自分の希望に一番合う選択肢を選ぶことができます。
いくつかの選択肢を見比べて、自分にとって一番合う選択肢を選ぶことができるように
積極的に行動している方が、転職を成功させていると思いますね。
―やはり行動力に勝るものはないのですね。
それでは、最近の転職市場についてお聞きしたいのですが、
実際のところどのような人物、スキルが求められているのですか?
「成長しよう、という意思が感じられる方はどの職種でも求められていますね。」と中村さん
安定を得るために成長しよう、ということを本質的に考えられる方が
市場では求められているように感じますね。
ほとんどの方が安定を求められていて、もちろんそれは
ごく 自然なことなのですが、終身雇用の時代は終わっています。
自分自身が安定して長く活躍するために成長する、 ということを
考えられる方が求められている気がします。
これはエンジニアでも営業でも職種を問わず共通していると
思います。
あとは、0から1を生み出せる人材ですね。
どんなに大きな会社でも既存の事業だけで経営が存続していけると
思っている会社はほとんどないので、 新しく何かを生み出せる方と
いうのは強く求められています。
―なるほど。ただ、0から1を生み出す、と聞くとなんだか難しそうに聞こえてしまうのですが、
具体的にどのようなことですか?
日々できることでいうと、今の仕事の問題は何かを考えて改善をすることであったり、
もっと良い進め方はないかと考えて仕事の質を変える、ということです。
課題解決に取り組むことの繰り返しが、新しいものごとを生み出す際の力に
なって いきます。
仕事をやらされているのではなく、考えながら仕事をしている、 ということが
できるかどうかが大切だと思います。
あとは、情報収集のアンテナを張っておくことです。
ある事業部長の方に話を聞く機会があったのですが、今ある既存のものを組み合わせたり、
今の時代のニーズに合ったものに少し変えてみたりすると新しいものが生み出せるという話がありました。
今の時代にどんなニーズがあり、何と何を組み合わせればそのニーズに 応えられるのか?
を考えることが大事だということです。
そのためには情報収集のアンテナを張っておくことが重要だと思いますね。
―それでは最後に求職者のみなさんへ一言お願いします。
最近では求人が多すぎて困っている、選べなくて困っているという方が多いです。
人はいろいろな可能性を秘めています。
その可能性と今の市場の情報を掛け合わせ、どんな選択肢があるのかを伝えるのが
私たちの仕事だと思います。
「doda(パーソル)は東京駅丸の内ビルディング27F・28Fです。」
ですので、
「求人が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない」
「どんな転職の選択肢があるのか教えてほしい」 という方は
ご相談にいらしていただければお力になれると 思います。
あとは、今が辛い、今が嫌だ、という状態の方でも
お気軽にお越しいただければと思っています。
転職を考える時、現職に不満があるという方は結構多いですが
自分の感情をうまく整理するのは一人では難しいと思います。
でも、誰かに話をして、その人からフィードバックを受けることで
整理ができますし、そのほうが早いです。 その結果前向きに
転職活動も進められます。
弊社の場合、求人の多さも特徴ですが、それ以上に求職者の方と向き合うことを
絶対に守ろうと考えています。
ですので、辛いとか悔しいなどの感情はどんどんぶつけてもらっていいと思っています。
そこからじっくりとサポートさせていただきます。
「求職者の方の可能性を広げていきたいです」と話す中村さん、柿内さん
お二方ともとても話しやすく、終始リラックスしてインタビューができ、
いつもより長めにお話を伺うことができました。
大手と聞くと、流れ作業、または付き合いも薄いイメージを持ってしまいますが、
dodaさんの場合はそうではないと感じさせられたインタビューでした。
「転職した後のことが大事」
「その人がしっかり考えて出した結論を尊重したい」
という言葉からも、本当に求職者の方を考えて支援されていることがわかります。
答えにくい質問もあったと思いますが、気持ちよくインタビューに応えてくださった
柿内さん、中村さん、ありがとうございました。
転職支援サービスで15年以上の実績を持っていることもあり、
転職エージェントの質や
求人の質と量には自信があると感じました。
特に印象に残っているのは一日で多くの会社と会って話すことができる合同面談会。
自分の市場価値を確認するいい機会にもなりますし、時間も節約できる。
また、面接の練習にもなり、リアルな情報を得る貴重な時間になると思いますので、
まだ転職するかどうか迷っている方たちにもおすすめできるイベントだと思います。
転職成功のポイントを 「今後のキャリアの選択肢を手に入れるために積極的に動くこと」
とおっしゃっていました。
この機会にまずは一度話を聞きに行かれてみてはいかがでしょうか。