作成日:2015年05月18日
更新日:2020年03月23日
創業当初から現在まで、人材業界のなかで昔は派遣をメインに業務を行っているパソナグループのなかで、数年前から業界内でもいち早く転職サービスに力を入れ始めたのが「パソナキャリアカンパニー」です。
"利益よりも社会貢献"を優先にする社風があり、また、派遣ビジネスで全国各地の人事担当者に深く入り込んでいるため、
「パソナにしか求人を出していない"独占求人"が多い」
という評判もあります。
・“独占求人”を実現させる他社にはない独自のネットワークとは?
・1度面接で落とされた企業に転職成功した男性の話
・35歳転職限界説を越えるどころか50代でも転職できるのは本当?
など、普段聞けない貴重なお話やウラ話を探ってきました。
―今日はよろしくお願いします。
まずは他社さんとの違いや御社の強みなど含めて教えてください。
まずひとつ強みと考えているのは、アナログ的なところだと思います。
規模が大きくなると、どうしても効率的なものを求めてシステマチックな
業務フローを採用するのが通例ですが、パソナキャリアでは
どちらかと言えば人と人とのつながりや連携を密にとりながら
サービスの質につなげていくことを意識しています。
そのためか、求職者の方から
「他の大手転職エージェントは求人数があっても希望に合っていないことが多いけど、
パソナキャリアさんだと数は多少落ちたとしても、希望に合った求人を紹介してもらえる」
というお声をいただくことは多いです。
求職者の方にしっかりとヒアリングして、アドバイザーが求人を
自分の目で1件1件確認して、求職者の方に合った求人を紹介していくという体制を
とっております。
―効率よりもサービスの質に重点を置かれているのは素晴らしいと思います。
御社の場合、派遣ビジネスもやられていますが、
そのあたりのネットワークは求人紹介などにも活かされているのでしょうか?
「独自のパイプを持っていることは
強みのひとつ」と語る大石さん
そうですね、やはり派遣ビジネスを持っていることは
強みのひとつだと思います。
人材派遣の営業が企業を訪問して、人事担当者から
「派遣ではなく正社員で採用したい」という話を聞くことは
けっこうあります。
グループ全体で日本全国にアンテナをはっており、
そこから求人の話をいただくことはあります。
また、新しく開拓していきたいと考えている業界や企業が
あれば、すでに派遣の事業部のほうでパイプを持っている
ことがあり、派遣のネットワークを活かしながらスムーズに
開拓していけるのは、他社にはない強みだと思います。
派遣を希望していたけど正社員に転職という方もいますし、
逆に正社員から派遣に転職される方もいらっしゃいます。
そのあたりは、弊社の強みを活かして総合的にカバーできていると思います。
―確かにそれは他社さんにはない強みですね。
先ほど、密な対応を心掛けているというお話があったのですが、求職者の
職務経歴書のチェックや面接対策などもこまめにやられているのでしょうか?
そうですね、
特に面接対策に関しては、模擬面接をする専任の担当者がおります。
もちろんキャリアアドバイザーが面接対策をする場合もあります。
企業によっては独特の面接をする場合があるので、企業担当者と連携をとりながら
課題となる部分を重点的に情報提供させていただいております。
希望される企業によって必要となる情報は異なるため、1人の担当者だけではなく、
何名かで連携しながらサポートをすることを心がけています。
体制としては、大きくはIT業界、メディカル業界、金融業界、流通/小売業界、製造業界などのマーケットごとにグループが分かれており、それぞれのグループのなかで求人企業担当と求職者担当に分かれています。
―なるほど、
では求職者の担当については、どのように選任されているのですか?
ご登録いただいた求職者の方の特技や経歴・経験業界を確認し、その職種・業界の
専門のアドバイザーをアサインします。
若手の営業の方だと業界的に広く可能性があり、別の業界に転職できる
可能性もありますので、その業界だけでなく広く知識を持った
”若手営業専門のグループ”の担当者を担当にさせていただきます。
その業界の知識だけではなくて、その経験がどんな業界に応用がきくのかの
知識も必要になってくるので、弊社では専門のグループを設けております。
ですので、本人が気付かない新しい可能性もご提案できると思います。
1人で考えていると、どうしても見える業界は限られてくるので、それに対して
「実はこんな業界でも希望が叶えられますよ」とご提案できるのは、求職者の方にとって
メリットだと思います。
―ミスマッチも防げますし、素晴らしい体制ですね。
ただ、そうなってくると幅広い知識が必要になってくると思いますが、
何か勉強や研修などはやられているのでしょうか?
マーケットグループごとに集まって勉強会などを開いています。
弊社のアドバイザーは自身が転職を経験している者が多く、様々な業界を経験して
きているため、それまでの経験をアドバイザー間で共有することでプロパーの社員や、
その業界での就業経験がないアドバイザーにとって勉強になっています。
転職組が多いこともあり、他社さんよりは年齢層は高めで、経験豊富な
アドバイザーが多いとは思います。
―”非公開求人”についてお伺いしたいのですが、
そもそも非公開求人というのは本当にあるのでしょうか?
また、なぜ非公開になっているのでしょうか?
実は企業さまから情報をオープンにしたくないと言われることがけっこうありまして、
オープンにしてしまうと同業他社にも採用活動の情報が見られるため、
情報を制限したいと企業さまから希望されることがあります。
新規事業の立ち上げの際の求人などは、特に他社さんには知られたくない情報ですので
そういった求人に関しては非公開求人にさせていただいております。
また、役職者などの求人になると社内にもオープンしていない求人情報などもあるので、非公開にされるケースもあります。
―なるほど、そのような理由で非公開求人があるのですね。
では、実際に登録した後の流れを具体的に教えてください。
「その方に合ったペースでサポートさせていただいてます」と大石さん
まず、弊社にご登録していただいてから転職が決まる
までは、大体3ヶ月くらいが平均的な期間だと思います。
ご登録いただくとその方に合った担当者を選任し、
面談をさせていただきます。
面談ではご経験やご希望などをお伺いし、ご希望に
合った求人情報をご紹介させていただき、応募という
流れになります。
書類選考の期間としては10営業日ほどで、そこから
面接が平均2〜3回で行われ、応募から内定がでる
までは大体1ヶ月から1ヶ月半ぐらいかかります。
ただ、それは応募した1社目でスムーズに内定が出た
場合なので、そこが不合格だったので別の求人にトライ
する、または新しい求人がでたので受けてみる、という
ことを繰り返していると、転職までの期間としては平均
的には3ヶ月くらいになっています。
―慎重な方や内定がでない方の場合だともう少し期間がかかることもありますか?
そうですね、4~5ヶ月かかることもあります。
そこはアドバイザーがご提案させていただくところでもありますが、
たとえばライバルが多い場合は可能性を広げるために応募の数を増やし、
敢えて時間をかけることもあります。
逆に専門性も高くて希望がピンポイントで決まっている場合などは
ある程度動き方を絞って転職の期間も短くしたほうがいい場合もあります。
ご経験やご希望と転職マーケットの状況を合わせながら動き方そのものを
ご相談させていただくなど、求職者に合わせてじっくりとサポートさせて
いただいております。
―他社さんですと、転職の平均期間は1ヶ月2ヶ月とお答えになることが多かったので、平均3ヶ月と聞いて、じっくりとやられていることがよくわかります。
期間をかければいいというものではないとは思いますが、
やはりその方のご希望などもありますので、中には1年2年かけて転職される方も
いらっしゃいます。
長期でも、もちろんサポートさせていただいております。
長期でサポートさせていただく場合は、いい求人があったら定期的に連絡をし、
対策を練るなど、求職者の思考やペースに合わせてアドバイスさせていただいて
おります。
もちろんパソナキャリアでも1~2ヶ月で決定されるケースもあります。
―求職者の方にとってはとても頼もしいサポートですね。
内定がでてからも何かサポートはされているのでしょうか?
内定がでて入社前に1度お会いさせていただいたり、入社後も何度か状況を
確認させていただくことはあります。
入社後スムーズにいかれる方もいますが、中には悩んでいる方もいらっしゃいます。
少し気持ちの持ち方を変えたり、ちょっとしたアドバイスで気持ちが変わることは
けっこうあります。
新しい環境だとストレスを感じる事もありますので、不安な気持ちが大きくなる前に
改善できるよう、入社後でも何度かご連絡させていただくことはありますね。
―新しい職場だと不安を感じる方が多いと思うので、そこまでのサポートを
してもらえるのは嬉しいですね。
―では、実際の転職の成功例などありましたら教えてください。
地方銀行にお勤めの30代半ばくらいの方の事例ですが、1度面接で落とされた
企業への転職に成功した男性がいらっしゃいます。
その方はコンサルティング業界を希望されていた方で、東京ではない地方にお住まい
だったので、転職活動にさける時間も限られており、ある程度求人を厳選して
2社応募されました。
その内の1社が企業側とのニーズにピタリとはまってスムーズに内定まで進み、
年収も300万円ほどアップされました。
実はその企業はその方が新卒のときにも応募されていた企業で、当時は面接で
落とされてしまったのですが、それでも諦め切れずに今回応募され、見事に
内定をもらうことができました。
ご本人も、
“10年以上憧れていた企業に転職ができたので本当に嬉しいです”
と喜んでいらっしゃいました。
―1度面接で落ちた企業に転職できたというのはすごいですね。
何か特別な対策などはされていたのでしょうか?
-インタビュー時の様子-
その企業へ求職者の方を何度かご紹介したことがある
アドバイザーが担当だったので、どのような人が
受かりやすいか、面接のクセなど、
ここは抑えておきましょうというアドバイスは
させていただいておりました。
地方にお住まいだったこともあり、電話でのやりとり
が多かった部分はありましたが、そこをうまく
サポートして転職成功につなげられたと思います。
ご本人に喜んでもらえたときが、
アドバイザーが一番やりがいを感じる瞬間ですね。
―素晴らしい事例ですね。
では、逆に困った事例などありますか?
そんなにはないのですが、あえてあげるとすれば、約束を守っていただけない
ことで困ったことはあります。
私たちとの面談もそうですが、たとえば実際に応募され面接の予定が組まれ
たのに、面接当日に企業から“求職者が来ていません”と連絡があったことがあります。
行けなくなったと連絡をもらえればいいのですが、そういった連絡などもなく
当日面接に行かれないことがあったので、お約束はぜひ守っていただきたいですね。
―そのような事例もあるのですね。社会人としての最低限のマナーですね。
求職者の中には、高望みをされる方もいらっしゃるとは思いますが、何かお困りに
なることはありますか?
それは全然困らないですね。
ご本人としても希望が高いか低いかもわからないと思うので、その希望に
対して転職マーケットの現実・現状をご説明するのがアドバイザーの務めだと思います。
もしもそこに溝があればその溝を埋めてあげて、いかに転職をスムーズに進めるか
ということが重要になってくると思います。
―なるほど、確かにその溝を埋めることが重要なのかもしれないですね。
転職の意識が低い方もいるとは思いますが、そのあたりはどうですか?
今すぐ転職を考えていないという方に関しては、ウェルカムですね。
マーケットの状況を確認して、1年後には転職活動をしたい、数年後には転職したい
という方もいらっしゃいます。
そういった方には情報を提供して、活動を始めるときに連絡をいただければいいかなと
思っています。
少なくとも面談に来ていただいているということは将来的には転職を考えているので、
目の前の売り上げだけじゃなく、今すぐの転職ではなくてもじっくりと時間をかけて
サポートさせていただいております。
―今すぐの転職ではなくても親身に相談にのってもらえるのですね。
それでは、登録前に求職者の方にしておいて欲しいことなどはありますか?
これはアドバイザーによって多少違いますが、私としては特にないです。
情報収集を目的にという方もいらっしゃるので、
まずはお話できればそれでいいと考えています。
もちろん事前にレジュメなどいただければ求人など調べておけるのでベターだと
思いますが、必須ではないです。
それよりも気軽な気持ちで、そして本音でお話できればと思っております。
転職理由を企業にどう伝えるかなど工夫しなくてはいけない部分はありますが、
まずは本音を聞けないと、求職者の方のお悩みを解決する方法を提示できないので
面談の際は本音でお話しいただきたいです。
―本音で話すことを大切にされているのですね。
求職者の方が登録されるときに入力する情報量で熱意をはかるということはないですか?
それはないですね。
また、弊社への登録はスマホからでも簡易的にエントリーできるようにしており、
職歴に関してはテキストをうたなくてもいい状態にしているので、求職者の方に
負荷がかからないようにしています。
自分自身の考えがまとまってないと相談してはいけないと思いがちな方が多いですが、
その相談も込みで私たちがお手伝いさせていただくので、まずは来ていただければ
と思います。
―なるほど。
では、転職活動中に心掛けてほしいことはありますか?
-打ち合わせブースの様子-
情報の共有はさせていただきたいですね。
というのは、同時並行の企業がたくさんあると優先順位がついてくると思うのですが、その優先順位の付け方とスピードをどうコントロールするかはけっこう重要なんです。
困るパターンとしては、保険的な企業から内定がでて、大本命からはまだ出ないというパターンです。
そうならないようコントロールするためには、志望順位の高い企業をどう早めていくか、逆に保険的な企業であればどう揃えていくかというアドバイスをさせていただくことが重要です。
そのためには情報を共有していただくことが必要になるので、活動中はできるだけ情報共有させていただきたいと思っております。
―他社さんで動いている転職活動などはどうしても言いにくいとは思うのですが、そのあたりも共有したほうがいいのでしょうか?
そこも含めて本音で話していただいたほうが求職者の方にとってメリットが大きいと思います。
たとえば弊社で紹介した求人が第一希望ではないのに、建前で第一希望と答えてしまうと、
先に進みすぎてしまっていざ内定をもらったとき、困ってしまうと思います。
ですので、第1希望、2希望などはたとえ弊社が紹介した求人ではなかったとしても
本音で話してもらったほうが調整できるので、求職者の方にとっても活動しやすく
なると思います。
―全てが本音で話せるほうが求職者の方にとってメリットが大きいのですね。
勉強になりました。
―今の転職市場ではどのような人物が求められていますか?
全体的な傾向としては、スキル重視というところがあると思います。
リーマンショック以前は間口を広くして色んな方とお会いして、その中で可能性を
探っていくという傾向が多かったのですが、
リーマンショック以降はこういうことができる方、こういう経験を持っている方
というように要件を絞る傾向にあります。
最近ですと徐々に景気が回復し、求人数も増えてはいるのですが、要件を絞る傾向は
変わっておらず、やはり専門性を持っている人物が求められていると思います。
―ただ、中には専門性を持たれていない方もいるとは思いますが、その場合は
どのようなアドバイスをされているのですか?
その場合は5年後、10年後にどうなりたいのかをよくお伺いします。
そのイメージに近づくために今の転職においてどんな選択肢が必要なのか、
どういう業界、どういう職種がいいのかをお話させていただきます。
年齢的に若い方であれば専門性はまだ持たれていないことが多いので、
その場合はキャリアの作り方についてお話しさせていただきます。
その中で、この方はまだ転職しないほうがいいと感じた場合は、はっきりと言います。
あと2~3年今の環境で頑張ったほうが選択肢が広がりますよ、とアドバイスさせて
いただくこともあります。
必ずしも転職をすすめるわけではなく、現職に留まることがベストな場合もあります。
―そこまで親身になってもらえるのは心強いですね。
巷では35才を越えると転職は難しいと言われていますが、そのあたりはどうですか?
年齢の壁は確実に崩れてきていると思います。
年齢よりもスキルのほうが重視されつつあります。
金融業界や医療業界などは特に専門性が求められるので、スキルをしっかりと
積んでいる方であれば、40代50代でも転職成功者はいらっしゃいます。
専門性を持っている、経験を持っている方であれば、35才を越えていたとしても
転職できますね。
―50代でも転職できるというのは頼もしい情報ですね。
では、景気が回復してきている中で、求人に何か変化はありますか?
「専門性をお持ちであれば
50代でも転職はできます」
と答える大石さん
求人の幅は広がってきていると思います。
たとえば、企業側に余力がでてきたことで、可能性のある方であれば経験があまりなくても社内で育てるので採用します、という企業も増えてきています。
あとは、業界的にはアベノミクス効果で株価が上がり始めて、証券会社の賞与がはねあがっています。
全体的に企業の業績は回復してきているので、賞与部分では増えてきているのではないかと思います。
また、景気がよくなってきたことで、転職理由に年収をあげる方がそこまで多くはなく、どちらかというと仕事内容を理由にされる方のほうが多いように感じます。
求人環境が改善されてきているので、今であればやりたい仕事ができるかもしれないということで、動かれる方が多いのだと思います。
―興味本位でお聞きするのですが、、、
これまでたくさんの求職者に会われてきて、転職成功者に共通していると感じるものはありますか?
そうですね、主体性があり自ら発信できる方というのは、
内定まで進まれることが多いように感じます。
たとえば業務の中で工夫してきた、周囲に働きかけてきたなど、普段から主体的に
業務に取り組まれ、そしてそのことをうまく伝えられる方ですね。
どの企業でもそうだと思いますが、社内の色々な部署であるとか社外と接点をもって
業務を行うことになりますので、広い意味でのコミュニケーション力や連携力は
評価につながる可能性が高いと思います。
よく面接前にお話するのが、成功事例をひとつ整理してくださいということです。
何を成功したかではなく、どう成功したか、自分自身が周囲に働きかけたから成功した、
という事例を整理しておくと、面接対策につながるのでおすすめしていますね。
―それでは最後に求職者のみなさんへ一言お願いします。
重要なのは専門性だと思います。
これまでのご自身の経歴が、転職市場でどのくらいの価値を持っているか
を知るのはとても重要だと思います。
-受付スペース-
「パソナ 東京本社」は
千代田区大手町にあります。
今、1社に一生勤めあげることは難しくなってきている ので、転職の必要に迫られたとき、または自分から転職 を希望したときのために、これまでの経験がどれだけの 価値を持っているか知っておいてもよいかなと思います。
ひとつの業界で専門性を積み重ねていくと、どうしても周辺環境が見えにくくなってしまうので、それまでのキャリアがどんなところに応用できるのかを知ることで、色々な可能性が見えてくることがあります。
また、目的は情報収集のためでもいいと思います。
中には情報収集のために来た方が、たまたまいい求人を見つけて応募され、内定が決まりそのまま転職された方もいらっしゃいます。
ですので、一度話をしてみるだけでも何かしらのメリットがあると思います。
登録すると絶対転職しなきゃいけないですとか、転職を促されると誤解されている方が多いようですが、転職自体を進めない場合もあります。
まずは気軽な気持ちで来ていただければ嬉しいです。
パソナ本社ビルは自然との共生をコンセプトにしており、オフィス内の天井や壁では
様々な果樹や野菜が育つ、植物あふれるビルです。
ひとつひとつの質問に丁寧に、そして隠すことなく答えいただきました。
その姿勢からも、目の前の利益だけを求めてない空気感を感じました。
インタビュー中に何度も「本音」という言葉が出てきたように、本音で語ることを
大切にしており、人との関係性を重視したよいサービスを提供したいという
人材業界の主旨をしっかりとだせているエージェントだと感じました。
インタビューに応えてくださった大石さん、ありがとうございました。
場合によっては転職を勧めないこともあるというお話からも、ベンチャーにはない
余裕と、求職者の目線に立ったアドバイスを実践されていると感じました。
“今すぐ転職”という気持ちがなくても親身に相談にのってくれ、
情報収集の目的でもいい、とまで言ってもらえるエージェントはなかなかないので、
転職に少しでも興味をお持ちの方にはおすすめできるエージェントです。
これからの転職活動を勝ち抜いていくには情報は必須ですので、情報収集という目的でも
まずは一度話を聞かれてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら自分でも気付かなかった新しい可能性が見えてくるかもしれません。