「面接をしてくれた企業にお礼はするべき?」
「お世話になった転職エージェントの担当者にお礼は必要?」
こんな悩みを抱えていませんか?
結論を先に言ってしまうと、お礼は気持ちなので強制ではありませんが、きちんとお礼することで、もしかしたら好印象を与えることができます。
また、お礼をされて悪い気持ちにはなりませんよね?
もちろんお礼ができるならするべきです。
この記事では、元転職エージェントが、転職エージェント経由で行った企業先へのお礼の方法、実際にされて嬉しかった経験をもとに転職エージェントへのお礼の方法を具体的にご紹介します。
この記事を読み終えた頃には、お礼をするときにそのまま使えるテンプレートも掲載しているので、すぐにでも感謝の気持ちを伝えることができますよ!
尚、この記事は転職エージェントを利用して応募先企業もしくはキャリアアドバイザーにお礼をしようか悩んでいる方に向けて書いています。
- 転職エージェントのお礼は強制?
- 応募先の企業にお礼をすべき?
- お礼のメールで印象付けるポイント
- お礼のメール文例|テンプレ
- お礼以外の方法で、転職エージェントとうまく関係を築く方法
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目次
そもそもお礼は気持ちなので強制ではない
転職エージェント経由で面接をした後に、『企業へお礼のメールをしたほうがいいですか?』と質問されることがよくあります。
転職のサポートをしてくれた転職エージェントに対して、また面接の機会を設けてくれた応募先企業に対するお礼は強制ではありませんよ。
もちろん、お礼をした方が、あなたの印象がアップして選考の合否にプラスの影響を及ぼすこともあります。
企業にお礼をするべき?
応募先の企業に、面接のお礼をしたいときは、面接日の当日に連絡しましょう。
中途採用では、面接中や面接直後の数時間で合否を決めていることが多いからです。
面接後のお礼はスピード感が大切です。
お礼をするか迷ったら、面接から時間をあけずに連絡をするのが望ましいです。
何でお礼を伝えるべき?
お礼の方法は以下の4通りがあります。
- メール
- 電話
- お礼状(直筆・PCで制作)
- 菓子折りなど贈り物をする
どの方法がNGというルールはありませんが、お礼状や菓子折りは郵送に時間がかかってしまうのであまりおすすめしません。
もし、お礼状や菓子折りを送りたい場合は、転職先が無事に決まった後、お世話になった転職エージェントのキャリアアドバイザー宛に送る方がいいでしょう。
これも強制ではありませんが、転職エージェントは求職者にとって完全無料のサービスのため、無事に転職先が決まったらお礼状を添えて菓子折りなどを送ると、社会人としても好印象ですし、何より感謝の気持ちが伝わります。
一番望ましいのはメール
企業に面接のお礼を伝えるのであれば、お礼の方法はメールが一番望ましいです。
電話の方が想いが伝わりやすいのは事実ですが、電話をする場合、電話中の相手の時間を奪ってしまうため、多忙な採用担当者からするとあまり嬉しく思われないときもあります。
メールであれば、採用担当者の都合のいい時間に確認できますし、お礼をする求職者も数分の時間があればすぐ対応できるので、仕事の邪魔にもなりません。
お礼のメールで印象付けるポイント
よりスマートに、好印象を与えるためのポイントをお伝えします。
入社意欲をアピール
面接のお礼メールを作成するときは、その企業への入社意欲が高いという内容をしっかり盛り込むことが重要です。
採用担当者から見ると、「この求職者は内定を出した後に辞退しないだろうか?併願している他社と比較して、弊社の志望順位は何位だろうか?」という点を不安視しています。
応募先の企業に複数名の応募者がいる場合、どこかのタイミングで候補者を絞り込まなければなりません。
複数の候補者から絞り込んでいくときに、もし全員の経験・スキルが横並びであれば、自社にもっとも入社意欲が高い人を選考に残したいと思うのが普通です。
そのため、入社意欲が高いことをアピールしたお礼が必要になります。
▼以下は、入社意欲を盛り込んだメール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←採用担当者の名前)
お世話になっております。本日、面接をさせていただいた田中花子です。
本日は貴重なお時間割いていただき、誠にありがとうございました。
面接の際に××様のお話にあった、貴社の『~~~~』というミッションに非常に共感し、より志望度が高くなりました。私の仕事のモットーが『~~~』であり、貴社のミッションに通ずるものがあると感じております。
是非、次回の面接の機会をいただけますと幸いです。
取り急ぎのお礼となりますが、引き続きよろしくお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
上記の例文のように、「面接を通して志望度が高くなりました」とストレートに伝えることがポイントです。
面接の感想は、だらだら書かずに1~2文でコンパクトにまとめると読みやすいでしょう。
感想は、可能な限り自分の言葉で表現するようにした方が印象に残りやすいです。
早めに送る
応募先の企業へ面接のお礼メールを送る場合は、どんなに遅くとも面接を行った当日の夜までには送ることが重要です。
それより遅くに送る場合は、逆に印象が悪くなってしまいます。
一般的に、中小企業やスタートアップ企業の場合、面接官に合否を判断する権限があります。
また、採用を急いでいる企業の場合、面接中にある程度の合否判断をし、スピード感をもって採用活動を行っています。
そのため、お礼のメールが翌日以降になってしまうと意味がなくなってしまいます。
社会人のマナーとして、メールを翌日や翌々日に返すことは遅いと判断されてしまうので気をつけましょう!
面接が終わったら帰りの電車の中などでメール文を作成し、面接後1~2時間以内に送ってしまうと良いでしょう。
面接直後のタイミングであれば、もし採用担当者があなたの合否を悩んでいたとしてもお礼メールで印象アップし、次の面接へ進ませてくれる可能性もあります。
企業から返信があれば、必ず返信を重ねる
面接のお礼メールを送ったあとに企業から返信があった場合は、必ず返信のメールを24時間以内に送りましょう。
何回もメールのラリーをすることを推奨するわけではありませんが、なるべく自分の送ったメールが最後になるようにする方が印象がアップします。
▼以下は、入社意欲を盛り込んだメール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←採用担当者の名前)
お世話になっております。田中花子です。
ご多用のところ、メールご返信いただきありがとうございます。
お気遣いいただき大変嬉しいです。
引き続きよろしくお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
企業からの返信メールに返信を重ねる場合は、なるべく簡潔に感謝の気持ちを添えるようにしましょう。
特筆して伝えることがなければ、
- 忙しい中返信をしてくれたことへの感謝
- 返信をもらえて嬉しい気持ち
上記の2点を盛り込んでいれば問題ありません。
また、次回の面接への意気込みを交えてもいいですね。
そのまま使える面接企業へお礼のメール文例|テンプレート
面接してくれた企業へ送る、お礼メールの文例をご紹介します。
▼一次面接(最終面接以外)のお礼メール文例
例)
〇〇株式会社
××様(←採用担当者の名前)
お世話になっております。本日、面接をさせていただいた田中花子です。
本日はご多用のところ、面接の機会を頂戴し誠にありがとうございました。
××様のお話を伺う中で、〇〇社の社員の皆さんは非常に社会貢献意識が高いこと、同業他社よりもプロフェッショナルとして意識高く取り組んでいると感じ、一層貴社への志望度が高くなりました。
取り急ぎ面接のお礼をお伝えしたくメールさせていただきました。
末筆ながら貴社の益々の発展とご活躍を祈念いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
上記の下線部分は、なるべく面接官が話していたことを盛り込んだうえで、自分の想いを伝えるとベストです。
1~2文で簡潔にまとめるよう心掛けましょう。
▼以下は、最終面接が終わった後に送るお礼のメール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←採用担当者の名前)
お世話になっております。本日、面接をさせていただいた田中花子です。
本日はご多用のところ、面接の機会を頂戴し誠にありがとうございました。
××様がお話を伺う中で、〇〇社の社員の社会貢献意識が高いこと、同業他社よりもプロフェッショナルとして意識高く取り組んでいる点に魅力を感じ、一層貴社への志望度が高くなりました。
面接を終えた後も、貴社が第一志望という思いに変わりありません。
もしご縁があれば是非入社させていただきたいと考えております。
取り急ぎ面接のお礼をお伝えしたくお礼のメールをさせていただきました。
末筆ながら貴社の益々の発展とご活躍を祈念いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
最終面接が終わったタイミングで伝えるべき内容は、
- 入社意思が固いこと(第一志望であること)
- 熱意
- 面接への感謝
上記の3点が一番重要です。
メールの内容は簡潔にハッキリと「入社意思がある」「内定をもらえたら内定承諾する」と書くことをおすすめします。
面接中にどんなに面接官と打ち解けていても、内定が出るまで気を抜かないことも重要です。
メールの文章は誤字脱字がないようチェックし、砕けた日本語にならないよう丁寧に作成しましょう。
そのまま使える転職エージェントへのお礼メール文例
次に、転職エージェントのキャリアアドバイザーへお礼のメールを送るときの文例をご紹介します。
応募先の企業に対してのメールと同様、メールを送るのであれば、面談から時間を空けずに送ることをおすすめします。
お礼のメールで他の転職者と差をつけるポイント
転職エージェントへのお礼のメールは強制ではありません。
しかし、転職エージェントと友好な関係性を作れる人ほど、より手厚いサポートを受けることができます。
転職エージェントのあなたに対する評価は、そのまま企業に伝わると心得ておきましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、日々たくさんの転職者と接しています。
あなたと対面で時間をかけて面談をしたとしても、時間が経てば他の転職者の情報と混ざってしまい、あなたの印象がどんどん薄れていってしまうかもしれません。
以下のポイントをおさえてお礼のメールを送り、他の転職者と差をつけていきましょう。
初回の面談後に送る
転職エージェントへお礼のメールを送るタイミングですが、まずは初回の面談直後にお礼のメールを送ります。
▼以下は、初回の面談後に送るお礼のメール文例
例)
〇〇株式会社
××様(←キャリアアドバイザーの名前)
お世話になっております。本日、面談をさせていただいた田中花子です。
本日はご多用のところ、お時間を割いていただきありがとうございました。
××様とお話出来たことで、自分の希望条件が以前より整理できました。
ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
来週ですが、以下日程で面接調整が可能です。
・〇月〇日××時以降~
・〇月〇日××時~××時
本日ご紹介いただいたA社、B社の書類選考を是非進めていただけますと幸いです。
取り急ぎのお礼となりますが、引き続き面接のサポートをお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
転職エージェントとの初回面談を終わった後は、
- 履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成をする
- キャリアアドバイザーから求人の紹介を受ける
面談のときに紹介された企業の応募を進めて行く流れになります。
上記のお礼メールは、面談内で具体的に求人に応募する話があった場合の文例です。
「次回はどのようなスケジュールになっているのか」、お互いの確認のために「次は求人の案内をお待ちしています」や、「面接可能な日程を送っておきます」などメールで残しておくと効率的です。
受け身で転職活動を行うのではなく、自ら転職スケジュールを切り出していくことで、他の求職者よりも転職の意欲が高いとアピールすることができるでしょう。
面接に落ちてしまった後に送る
転職エージェントに紹介してもらった企業の面接に落ちてしまった場合、どのような連絡を入れたらいいのかを解説します。
それでは、以下のメール文例を参考にしてください。
▼以下は、面接に落ちてしまったときに送るお礼メール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←キャリアアドバイザーの名前)
お世話になっております。田中花子です。
A社の選考結果をご連絡いただきありがとうございます。
せっかく××様に面接対策の時間を設けていただいたにも関わらず、このような結果になってしまい大変悔しく思っています。いただいたアドバイスをもとに、次のB社の選考にしっかりと備えていきたいと思います。
引き続き、転職のサポートをお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
メールの流れとしては、
- 選考結果を連絡してくれたことへの感謝
- 選考結果に対する自分の思い
- 面接のサポートをしてくれたことへの感謝
- 次の面接に向けて前向きなコメント
- この上記の4つを盛り込んでおけば充分です。
どんなに面接結果に納得がいかなかったとしても、応募した企業の文句を言ったり、落ちたことをキャリアアドバイザーのせいにしたりすると、印象が一気に下がってしまいます。
面接の結果を素直に受け止めて、なぜダメだったのかを振り返りながら次へ進んでいく姿勢が伝わるようにお礼のメールを送りましょう。
最終面接に落ちてしまった後に送る
最終面接に残念ながら通らなかったときに送るメールの文例です。
▼以下は、最終面接に落ちてしまったときに送るお礼メール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←キャリアアドバイザーの名前)
お世話になっております。田中花子です。
A社の最終面接の結果をご連絡いただきありがとうございます。
せっかく××様に面接対策の時間を設けていただいたにも関わらず、このような結果になってしまい大変悔しく思っています。
もしお時間許すようでしたら、もう一度お電話にて面接の振り返りや、アドバイスをいただく時間を設けていただけないでしょうか。
ご多用とは存じますが、ご返信のほどお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
最終面接で落ちてしまったときに送るメールの内容は、一次面接や二次面接に落ちたときと基本の流れは一緒です。
しかし最終面接で、採用まであと一歩のところで不採用になってしまった場合、面接内のちょっとした言動を工夫すれば採用に繋がっていた可能性もあります。
サポートをしてくれたお礼をキャリアアドバイザーに伝えるとともに、「自分から面接の振り返りをしたい!」、「次の面接の準備をしたい!」など切り出して、しっかり対策の時間をとってもらうようにしてください。
内定をもらったタイミング
転職エージェント経由で面接を行い、内定をもらったタイミングで送るお礼メールは以下を参考にしてください。
▼以下は、内定をもらったときに送るお礼メール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←キャリアアドバイザーの名前)
お世話になっております。田中花子です。
この度は、A社から内定をいただけたとお伺いし非常に嬉しく思っています。
ここまで丁寧にサポートしていただき、本当にありがとうございました。
せっかく内定をいただけたので、前向きに入社検討をしたいのですが、入社の承諾のお返事はいつまでにしたら良いでしょうか?
私としては、最終選考まで進んでいるB社の面接も受けてからお返事できたら嬉しいです。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
第一志望群の企業から内定をもらったものの、まだ別の企業の選考が残っているときに送る文例をご紹介しました。
多くの方は複数の企業に併願しているので、できれば全部の企業の面接が終わってから入社するかどうかを決めたいものですよね。
しかし、転職エージェントは入社意思が変わらないうちに、入社の承諾を急かしてくるケースがあります。
一般的に内定を提示してから1週間ほどは、検討の余地を与えることが多く、融通の利く企業は1か月以上、返事を待ってくれる場合もあります。
まずは、いつまでに返事をしたら良いか転職エージェントに確認をあおぎ、残っている企業を受けたければ、「最後まで面接をやり切りたい!」と自分から伝える方がいいでしょう。
入社を決意したタイミング
内定をもらい、入社する企業を決めたタイミングで送る、お礼メールの文例を見ていきましょう。
▼以下は、入社を決意したときに送るお礼メール文例です。
例)
〇〇株式会社
××様(←キャリアアドバイザーの名前)
お世話になっております。田中花子です。
先日、内定をいただいたA社に入社することを決めたいと思いご連絡いたしました。
検討するお時間をいただき誠にありがとうございました。
現在、面接が進んでいたB社様ならびにC社様は、最終面接が控えていますが、辞退させていただきたく存じます。大変お手数おかけしますが、辞退の旨、ご連絡いただけますでしょうか?
ここまで転職活動を進めてこれたのは、××様のおかげです。
本当にありがとうございました。
A社様の入社手続きに関して、詳細がわかりましたらお教えいただけますと幸いです。
入社日に関しては、前回お話した通り〇月〇日で問題ありません。
引き続きよろしくお願いいたします。
田中花子
090-1111-2222
hanako@×××.co.jp
入社の意志が固まったときは、以下の4点を確認してメールに記載しましょう。
- どの会社に入社をしたいか
- 他に面接が残っている企業がある場合、受けるのか辞退をするのか
- 転職サポートをしてくれたことへのお礼、感謝の気持ち
- 退職日、入社日や入社手続きに関しての確認
転職先が決まって大変嬉しい瞬間ですが、入社手続きや退職交渉に関して、最後まで確認漏れがないようにしてください。
もし時間に余裕があれば、メールのあとに電話で改めて感謝の気持ちを伝えると、より丁寧でしょう。
お礼以外の方法で、転職エージェントとうまく関係を築く方法
転職エージェントにお礼のメールを送る以外の方法で、転職エージェントとより良い関係性を築くための方法をご紹介します。
次のポイントを是非押さえて、転職エージェントと良いコミュニケーションを図っていきましょう。
転職意欲をアピール
転職エージェントに好印象を与えるためには、あなたが転職活動に対してどのくらい本気なのかを伝えることが1番大切です。
今までのキャリアに派手さがなかったとしても、「こういう理由で私はいつまでに転職をしたい!」と明確に伝えることで、転職エージェントも本気で向き合ってくれるでしょう。
ポイントは以下の2点を必ず伝えることです。
- 転職目的(なぜ今回、転職をしたいのか。転職をしてどうなりたいのか)
- 転職時期(いつまでに内定をもらい、退職交渉は何か月かかりそうで、いつまでに入社をしたいのか)
※ワンポイントアドバイス
転職時期を伝える時は、「来年の春までに転職したい…」とぼやかすよりも、
「年内には内定を獲得し、年末ないし1月には現職へ退職意思を申し出ます。引継ぎは2か月かかると見込んでいるので、早くて3月1日入社、どんなに遅くとも年度が変わる4月1日に入社したいです」
というように、具体的な内定取得時期、退職意思を申し出る時期、引継ぎ期間、入社日までセットで計画を立てて話すと効果的です。
正直に全て伝える
転職エージェントに一目置かれるためには、虚偽の申告をせずに正直に転職相談することが大切です。
たとえば、過去に離職期間があったり転職回数が多い人は、その事実を隠して経歴を伝えようとすることがあります。
たしかに、離職や休職、転職回数の多さは書類通過率に関わってくる要素ではありますが、経歴詐称はバレたときに非常に重い罪に問われます。
また多くの転職者が「年収アップしたい!」という理由で転職活動をしているにも関わらず、お金を稼ぎたいとストレートに言うことを避ける傾向にあります。
転職エージェントにこのような本音の希望を伝えないまま転職活動を進めてしまうと、志望動機などに説得力がなくなり、良い転職結果を得づらくなってしまうものです。
どんな転職理由であっても、まずは正直に伝えてキャリアアドバイザーと一緒に、本気で作戦を練っていくことが転職成功への近道です。
ポジティブな発言をする
お礼を伝える以外の方法で、転職エージェントと良い関係性を築くためには、面談中になるべくポジティブな発言を心掛けることが大切です。
転職の理由を相談するときは、どうしてもネガティブで暗い理由を話さなくてはならないこともあるでしょう。
嘘をつく必要はないですが、1つネガティブな話をしたら、2つ前向きな話をするようにして、意識的にポジティブな会話をするように注意してみてください。
遅刻や面接のキャンセルをしない
転職エージェントとやり取りするときは、とても基本的なことですが、面談時間や予定をしっかり守ることが大切です。
転職エージェントとの面談が仕事後になってしまう場合、どうしても残業で面談に遅刻してしまうこともあるかもしれません。
ここは社会人の最低限のマナーとして、直前に遅れそうな場合はせめて1本電話で連絡をすべきです。
「5分くらいいいや」「10分くらい遅れても大丈夫」と時間にルーズになってしまう人は、それだけで信頼に欠け、企業に推薦しづらいと人材だと判断されてしまいます。
社会人としてのマナーは守る
転職エージェントからの印象をアップするためには、社会人としての挨拶やお礼などのマナーをきっちり守ることが重要です。
面談が対面であっても、電話で行う場合でも、まずは笑顔で『はじめまして、本日はよろしくお願いいたします。』と大きな声で挨拶をしてください。
転職や今後のキャリアについての相談は、ときには判断が難しく面談中に重たい空気になってしまうこともあります。
どんな話を相談するとしても、始めと終わりには笑顔で丁寧に挨拶をすることが大人のマナーです。
また、面談に伺うときは私服でも大丈夫ですが、清潔感のある服装を心掛けて気持ちよく接することが出来るよう心掛けてください。
まとめ|転職エージェントにお礼はした方がいい
この記事では、転職エージェントのお礼についてお伝えしてきました。
以下に、この記事をまとめておきます。
- 転職エージェントのお礼は強制ではない
- お礼をすることで好印象を与える
- お礼以外の方法でも好印象を与えられる
一番あなたに親切に対応してくれた担当者のいるエージェントを本格的に利用する方法が、転職を成功させる近道です!
ベストワーク編集長はあなたが最高の転職を実現できるように祈っています。
フリーター・未経験から正社員への転職ならアロテックキャリアがおすすめ!
アロテックキャリアは、20代に特化した転職支援サービスです。フリーターや未経験の方でも、転職のプロであるキャリアアドバイザーが親身にサポートしてくれるので、安心して転職活動を進めることができます。
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